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マイホーム購入前に維持費と地域を把握しよう!!後悔しない家作り♪

住宅のアイキャッチ画像

本日は住宅の購入を検討している人のために、確認しないと必ず後悔することを記事に致します。

特に都心に住む方で、地方に土地を購入して、広い庭を手に入れて、のびのびと子供を遊ばせたいと思う方が非常に多いと思います。

実際に家を建てて住み始めると『こんなはずでわ。』と思う方が非常に多いです。

それは事前に確認すべきことを怠っていたからです。

不動産会社、ハウスメーカー、工務店で教えてくれないことをご紹介します。

借入金可能額の限界値で借りない

お札の家

まず住宅を購入をする時に金額設定をハウスメーカー、不動産会社、工務店の方と設定すると思います。

この時だいたいの場合、お客様の年収を聞いて住宅ローン審査が通るスレスレの額を提示してくることが多いです。

それは予算が多ければ多いほど、営業の方はお話しを進めやすいからです。

予算があれば魅力的な家にするアイディアを提案しやすいのです。

借入可能額と安心返済額は違う

銀行から借りられる金額はお客様の年収から返済が可能であろう限度額です。

言い換えれば生活が苦しくなるかもしれないが、何とか返せるギリギリの額ということになります。

そんなギリギリなローンで30年〜35年間生活したくないですよね?

安心返済額は年収の25%以下と言われています。

例)年収:400万 ⇨  400×0.25÷12=8.333.....   8.33万円/月

  金利なども計算した方がより正確な数字を出すことも可能です。

ただ、理想の返済額で言いますと20%で計算するのが宜しいのでは。

ここの金額を自身で把握してから、住宅メーカーの検討に入りましょう。

メンテナンス費用や固定資産税があることを意識しよう

アパート住みの場合は管理費で毎月数千円の支払いで済みますが、一軒家を持つと修繕費などのメンテナンス費用が発生します。

メンテナンス費用には主に『外壁・屋根の塗装費用』や『クロス』、『水回りの設備』などがあります。

他にも『シロアリ対策』や『フローリングの張り替え』などですね。

新築から10年で100万円以上はかかることになります。

30年後には壁の張り替えなどもするため大きいお金が必要になることも。

最低でもメンテナンス費用は毎月1万円は貯金するつもりでいて下さい。

また少しでも外壁の寿命を伸ばすには下記の記事を参考にしてみて下さい↓↓

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また、家を建てると払わなくてはならない税金があります。

『固定資産税』です。

固定資産税は意外と大きいです。

地域や家の設備、土地や家の評価額で金額が変わるので一概に金額は表示できませんが。

35坪以下と以上でも税率が異なります。

計算方法

固定資産税評価額×税率(1.4%)

だいたい3000万円の家を新築で購入した場合は約9万円ほどの固定資産税になります。

新築の場合、減税があるのでこの値段です。

3年間固定資産税を50%減額となりますが、長期優良住宅の認定を取っていれば5年間に延長できます。

詳しくは別記事にて解説致します。

FPに相談して、将来のプランを明確しておこう

安心返済額について上記で述べましたが、実際に自分で計算してみても不安は残りますよね。

その際はファイナンシャルプライナーに相談することをおすすめします。

今では無料で相談できるケースも増えています。

ハウスメーカーなどに相談すると無料で紹介してくれることも多いです。

出来れば知り合いな人や信頼出来る方にお願いするのが一番いいですが。

ファイナンシャルプライナーに相談すれば今後の生活プランも考慮して結果を出してくれるのでおすすめです。

例えば子供は何人欲しいか?趣味にどれだけお金をかけたいか?車はどれくらいのペースで変えたいか?

など、もっと詳しくお話しを聞いてくれますので、返済に関して不安がある方は相談をしてみて下さい。

家を建てる地域の行事や年齢層・世帯数を調査しないと後悔する

家の模型

これは意外と調査する人少ないです。

そのため、実際に住んでみると理想とのギャップにげんなりされる方をよく見かけます。

こちらは自分から聞かなくてはハウスメーカーや銀行などは絶対に教えてくません。

なぜそこまで調べる必要があるのかを解説致します。

地区の年齢層と世帯数の調査をする

これは住んだ後に後悔しないために是非やっておきましょう。

そもそも地区には自治体があるのはご存知ですよね?

自治体がある以上、必ず何か地域のために活動することになります。

草刈り、お墓の掃除、防災訓練、資源ごみの回収、朝の旗振り当番、班長、自治会長などがあります。

年齢層が高い地区や、世帯数が少ない地区は地域のためのボランティア活動をする頻度が非常に多いです。

地域にもよりますが、だいたい70〜75歳くらいになると免除になることが多いのです。

年齢層が高い地域に住むことになると自然と若手でカバーしなくてはなりません。

また、世帯数が少なくても同様なことが言えます。

お休みの日くらいゆっくりしたいと思いますが、自治会行事からは逃られません。

家から誰かしらが出ることになります。

厳しい地区だと小さい子供を抱っこ紐で背負いながら草刈りに参加するお母さんもいる程です。

特に旦那さんが土日仕事だと奥さんが参加することになりますので、要注意です。

お付き合いが苦手な方は戸建てではなく、マンションの購入をおすすめします。

盛んな行事があるのかないのかも調査すると安心です

盛んな行事とは?と思う方も多いと思います。

『お祭り』や『消防団』などに熱い地域はお付き合いが苦手な男性には少し辛いかもしれません。

度合いにはよりますが、田舎の方は特に厳しい傾向があります。

地域に若手が多ければ、逃れる可能性もありますが、人が少なければ逃れにくいです。

特にお祭りはお子様がいらっしゃいましたら参加したがりますよね?

旦那さんが断ったことで村八分状態となり、子供も辛い目にあったと言う方もいらっしゃいます。

また、お祭りは地域行事でもあるので奥さんも何かしらの役割がある可能性もあります。

奥さんも白い目で見られながらお手伝いするのも辛いですよね。

あくまで土地柄によりますが、念の為調査しておくことをおすすめします。

どうやって調査するの?

市役所に問い合わせることをおすすめします。

また、自治会長などを紹介してもらえるなら少しお話しを伺っても損はないと思います。

ハウスメーカーの営業さんなどは自分達に不利になる情報はあまりしてくれません。

今ではSNSで情報交換する手もございます。

まとめ

如何でしたでしょうか?

見落としていた点はありましたでしょうか?

今回のポイントをまとめると

まとめ

・安心返済額の範囲で住宅を購入するように検討する。

・メンテナンス費用や固定資産税も考慮して返済プランを考える。

・自分が住む地域の世帯数・年齢層を調査する。

・盛んな行事があるのか調査する。

ハウスメーカーや工務店は家を建てて欲しいので不利になる情報はあまり教えてくれません。

自分が損しないためにもしっかりと自分で行動することをおすすめします。

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  • この記事を書いた人

jjpapa

・上場企業勤務 中間管理職
・元個人事業主/建築業
・双子のpapaで育児に奮闘中
・ブラジルで5年間サッカー修行

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