House

【新築】後悔することが多い『床材』‼︎床材選びは慎重に!

家を建てるなら 床に金を使え!!

建設、建築業に携わってきた私が、家を建てるなかで一番お金をかけるべきポイントをご紹介します。

それは『床材』です!

床材には様々な種類があります。木材の中でも複合材や無垢材など。

カテゴリー毎にまとめると4種類ほどになります。

床の種類

・木材

・タイルフロア

・畳

・クッションフロアー

お馴染みの材質といえばやはり『木材』ですね。

フローリングにするのが現代の一般的な住宅になります。 

それでは各々にご紹介していきます!

【木材】種類が豊富で定番!

無垢材 リビング

木材は日本が古来より使用している床材になります。

大定番ですね!

日本は木材の質がとにかく高いので、まずは木材で検討するのをおすすめします。

木材には大きく分けて2種類あります。

 

無垢フローリング

無垢フローリングとは丸木をそのまま使用した贅沢な材質です。

天然木を100%使用しているので、肌触りがよくて気持ちいいです。

無垢材は自然素材なので、時間の経過と共に色が変化します。

また、家のどの部分の床に使用するのかでも変化がおこります。

ご家族の成長に合わせて、床の風合いも変化するのでずっと楽しめますね!

無垢材は複合フローリングとは違い、しっかりとメンテナンスをすれば長持ちします。

お寺や神社の床も無垢材なので、長年使えていることが分かりますね。

デメリットとしては柔らかいので傷付きやすいこと、価格が複合フローリングよりも高価なことですね。

私はどの床材よりも無垢フローリングをおすすめします。

設備にお金をかけようか、無垢フローリングにしようか迷ったら、無垢フローリングにすることをおすすめします!

複合フローリングは基板に床模様のシートを貼りつけたものや無垢材を薄くスライスして貼り付けたものです。

挽板

挽板とは表面に2㎜ほどの無垢材を基材に貼りつけたフローリングです。

表面は無垢フローリングに近い肌触りとなるので、無垢フローリングに価格面で手をだせなければこちらを検討するのもいいと思います。

突板

突板とは表面に0.3㎜~1㎜ほどの無垢材を基材に貼りつけたフローリングです。

一般的なフローリングはこちらになります。

シート

シートとは樹脂などに木目模様をプリントしたシートを基材に貼りつけたフローリングです。

お手入れもしやすく、安価な床材ですね。

複合フローリングには3種類ありますが、個人的には2階など人を通さない部屋には安価な複合フローリングを使用してコストを下げてもいいと思います。

new
注文住宅をどこで建てようか迷ったら時の”コツ”を伝授!!

『ハウスメーカー』は誰もが知っている積水ハウスやヘーベルハウスなどが有名ですね。 ただ、工務店や地元の大工さんに依頼する場合は付き合いや伝手がないと、どこが優良な会社か分からない方がほとんどだと思いま ...

続きを見る

【タイルフロア】冷暖房の反応がいい!!

タイル 床

タイルと言えば寒そう、固そうなどの悪いイメージがあるかもしれませんが、場合によってはメリットになることも!!

タイルフロアはなんと言ってもオシャレ♪

他人と差をつけたいなら検討してもいいのでは?

天然大理石を選ばなければ今ではそこまで価格が高くはありません。

床をタイルにするメリット♪

夏場は素足で気持ちいい!!

こちらは想像がつくのではないでしょうか?

家の中なので、陽があたらないので床はヒンヤリしていますね。

素足で歩くのが気持ちいいです。

特に冷房を使用すれば効果倍増です!!

耐水性、耐久性に優れている!!

タイルフロアは耐水性、耐久性に優れています。

木材ですと、どうしても水に弱いです。

また、物を落とすと傷がついてしまいます。

小さいお子さんがいるご家庭だと特に注意が必要です。

タイルでもあまりにも重い物を落とせば割れる可能性がありますが・・・

お掃除が楽ちん‼︎

水拭きもグイグイできるので、お掃除は楽ちんですね。

種類によってはモップの使用も可能です。

大量に水やジュースをこぼした場合も大丈夫。

また、汚れが目立たないのもメリットの一つでは?

床をタイルにするデメリット♪

大理石 床

冬場はとにかく冷たい

夏場は良くても、冬場は冷たいです。

こちらはメリットでもあるので、仕方がないのですが・・・

でも大丈夫!!!

床暖房を導入すれば解決できます。

また、タイル材は熱しやすく、冷めやすいのですぐに温かくなります。

欠点としては床暖房を導入すると割れる可能性が高くなります。

基本的に床材には保証期間があるので、無料で直してくれるケースも多いので心配しなくても大丈夫かも♪

床が硬いのも考えもの‼︎

床が丈夫なのもいいですが、やはり硬すぎも考えものですね。

子供やお年寄りの方が転んだ時に、大怪我に繋がる可能性もあります。

家族構成や年齢層にも合わせて、将来的な部分も考えて検討しましょう。

【畳】日本の伝統文化をいつまでも♫

畳

最近また人気がでてきているのは『畳』です。

洋風へのこだわりが強くないのであれば、畳の部屋の導入をおすすめします。

今では和風がブームでもあるので、オシャレな畳やデザインが増えています。

それに家の中に畳の空間があるのはリラックスしませんか?

個人的には土間を上がるとすぐに畳になっている家を見ると『オシャレ♪』と思います。

金額的にはフローリングとそこまで差はないです。

畳は湿気を吸ってくれるので、夏のジメジメ対策にもなります。

足音も吸収してくれるので、子供の足音が気になるご家庭にもおすすめですね。

デメリットとしては湿気を吸収してくれる分、ダニやカビの発生が生じるので定期的な換気が必要です。

また、メンテナンスも必要となります。

長くても10年に一度は張り替えになる覚悟で♪

【クッションフロアー】水廻りにおすすめ♫

水廻りにクッションフロアーを使用している家は多いと思います。

塩化ビニールを使用しており、名前の通り表面が柔らかい素材となっています。

耐水性があるので、水をこぼしても拭き取るのみ!

金額も一番安価となります。

しかし、通気性が悪いので塩化ビニールの中で結露が発生する場合もあります。

腐食の原因は主に結露となるので要注意ですね。

重いものを置くと凹んでしまうのもデメリットとも言えます。

まとめ

他にもカーペットなどもありますが、最近ではあまり見かけませんね。

個人的は『無垢フローリング』にすることをおすすめします。

デリケートな部分もありますが、長年の経過変化なども楽しめます。

住宅は一度建てるとすぐに建て替えとはいきません。

無垢フローリングならしっかりメンテナンスすれば、一生持ちます。

もう一点は『畳』の空間はしっかり作ることを推奨します。

畳にはリラックス効果もあると言われています。

また、今では畳を使用するオシャレな家も増えているので、部屋数など余裕があれば是非!!

  • この記事を書いた人

jjpapa

・上場企業勤務 中間管理職
・元個人事業主/建築業
・双子のpapaで育児に奮闘中
・ブラジルで5年間サッカー修行

-House